☆ 9月第3週 ☆    2014/9/11 〜 9/17


平均寿命と健康寿命

   このブログを読んでくださっている方から、「平均寿命だけでなく、健康寿命を意識して
   老後を生きるという視点が必要なのでは・・・」というアドバイスを頂戴しました。
   言われてみると、私はそれを意識したことが全くなかったのでした。
   そこで今回から何回かに分けて、このテーマを考えてみようと思います。



   ● 平均寿命と健康寿命の違い
     たまたま9月6日の朝刊に、健康食品会社の全面広告があり、そこに上のような
     資料が収録されていました。
     これによると、2010年のデータでは、日本人男性の平均寿命は 79.55 歳なのに、
     健康寿命は 70.42 歳で、両者の間には 10年近いがあるとのこと。
     女性に関しても、86.30 歳と 73.63 歳で 10年を超す差が見られます。
     この記事(広告)によると、 健康寿命 とは、 高齢者が介護を必要とせずに
     自分の力で日常生活をおくることのできる期間
を指すのだそうです。

     単に「命を保っている老後」ではなく、「自分のことを自分でやれる老後」あるいは
     もっと積極的に「生き生きとした老後」を実現させ、介護や医療に寄りかかる時期を
     極力縮めることが大切だという考えにたった 用語 ですね。
     理想的には、「平均寿命=健康寿命」 つまり ぴんぴん ころり がベストだと
     いうことになりましょう。
     実に、これこそが 究極の ・ 理想の老後の姿 だろうと私も思います。

     この記事(広告)では、その実現のためにはバランスの良い食事と運動は欠かせない、
     さまざまな食材を組み合わせて多くの栄養素を摂取することが大切、健康食品を取り
     入れることもその一助となる・・・と続きます。

   ● 私の毎日の動作を点検
     自分の現状を点検してみますと、そこそこに日常動作などは一応ひとりでやれる状況
     ではある・・・と思えます。
     ただ、持久力とか記憶の確かさなど、若い時期に比べて、格段に低下しているものが     
     多々あることは、まぁ仕方のないところでしょう。

       * 就寝は午後10時台、明け方、トイレに起きるが再度眠って6時台に起床。

       * 食事は三度きちんと摂っています。 基本的に料理は女房まかせ、出された
         ものは残さず食べる。
         女房がいない時は、自分の分は自分で作り、外食は原則的にしません。
         今年は、2月に娘の手術で12日間、女房が留守にしましたが、その間、食事の
         準備は自分でしました。 この程度のことは、自分の納得できるレベル?で
         まぁまぁやれています。

       * 飲酒は、食事時に軽く・・・という程度。 週に一度あるかどうか。
         缶ビールを二人で一本開ける程度ですから、しれています。

       * 最寄りの駅までの 1km 弱は、歩いて行きます。 これは昨年6月から始めた
         散歩の最大の成果。 バス代が以前より大幅に節約できています。(^_^); 
         ただ、歩くピッチは若い頃より大幅に落ちて、どんどん人に追い越されます。
         「追い越されないように」・・・などという無理は一切しないことにしています。
         これは自転車の場合も同様で、若い男性はもとより、女の人にも追い越され
         ますが、気にしないことにしています。 ちなみに、自転車では 30分ほどの
         ところでも、苦にせずに行きます。 (自動車は、生まれてこのかた一度も運転
         したことがない!)

       * 外出時に、一番気にしているのは転倒の怖さ。
         階段の昇り降りには、必ず手すりに手を添えます。 これはたぶん、とても格好
         悪いと思うのですが、身の安全を考えれば、そんなことは言ってられません。
         エスカレータ・エレベータがあれば、利用させてもらいます。

         夜間の外出は、夏の時期の散歩の他は、極力しないように気をつけています。
         とりわけ初めて行く場所は、要注意です。 実は今年の正月、夜の大阪城公園
         で転倒し、救急車のお世話になるというアクシデントに出会ったのです。
         これで夜の外出が、「恐怖の行動」となりました。 通い慣れたコンサート会場
         などは別にして、初めての場所には、原則として行きたくないというのが、
         今の正直な気持ちです。 この臆病さは、むしろ、大事にしたいと思います。

       * 病院通いは、すでに紹介済みですが、こまごましたところでは問題もあります。

           規則的な便通は、必ずしもよろしくない。 といって便秘薬を常用するほど
           でもなく、内科でもらったものを服用するのは、月1とか、2カ月に1回程度。

           おしっこに関しては、今のところ気にするところはない。

           起床時、5〜10分程度は、焦点がぼやけて新聞の字がほとんど読めない。
           最近は、紙面よりも、タブレット端末で新聞を読む方が楽に感じます。

           聴力の衰えは、女房共々、かなりの老化。 テレビの音量が大きいと、息子
           には、笑われる始末ですが、これは仕方のないところ。
           手元のテーブル上に、延長スピーカーを置くこともあるのですが、これが
           結構邪魔くさい。 無線接続のタイプもあるのですが、ちょっと値がはります。

           物覚えが悪くなるのも、避けられず、毎朝、今日のゴミ出しは、何だっけ?
           と女房に尋ねるのも日常のこと。 スケジュール管理はしっかりと手帳や
           タブレット端末に書き込んでおかないとあぶない危ない!

         などなど、これを書き出すとキリのないことになります。

   ● 閑話休題 : 奈良のぽっくり寺
     「ぴんぴん ころり」を願う人々に、人気のあるのが奈良県の吉田寺きちでんじ
     またの名を 《 ぽっくり往生の寺 》 と言うんだそうです。
     十年くらい前、どこかの老人クラブのバス旅行で、この寺にお参りした帰路に、
     参加なさっていたおひとりが、バスの中でお亡くなりになり、『御利益を頂くのが、
     思った以上に早過ぎた』と、もっぱらの噂になった由。

     一度、訪ねてみたいお寺ではあります。





朝日新聞よ、驕るなかれ。


   この一週間、新聞やテレビは、朝日新聞の誤報・社長のお詫び会見などを数多く     
   取り上げました。
   私は、40年程前に、朝日新聞のいんちきな体質を実感したので、いまさら憤る気も
   起こりません。

   もっと根源的なことを言えば、先の戦争のさ中、新聞・ラジオは国民をどのように
   欺いていたか?

   そこまでマスコミの体質を問い質さなくてはならない筈なのです。
   しょせん、マスコミは「時に権力に媚び」、「時に占領軍に媚び」、「時にひとり英雄
   気取り
をし」、「常に読者・視聴者を軽視し続けて」来たのです。

   私たちは、そういうエセ権力に惑わされてはならない。
   いつも批判的な視線を忘れてはならない。

   これが今回の最大の教訓です。

   別に朝日だけを誹謗したい訳ではないのですが、ネットで見かけた次の一句には、
   座布団一枚!

            アカが書き、やくざが売って、馬鹿が読む。


今週の便 利
グッズ
  ガス器具の取り換え工事にあわせ、
  かねて希望していたバリア・フリー
  チェアを玄関に取り付けました。

  履物の脱着時に重宝しそうです。

  耐荷重 800Kg ? 誰が座るねん!
  



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