☆ 10月第3週 ☆    2015/10/15 〜 10/21


 最後の歌 A : 『奈良七重 七堂伽藍 八重桜』


 はせを の俳句ですが、珍しくすべて漢字で書かれています。


   1951年秋、当時、熊本の訓練センターにいた私は、研修旅行ではじめて    
   関西方面に旅したのでした。

   奈良で求めた絵葉書の中に、《 二月堂から大仏殿を望む 》 という
   一枚があり、大変印象深く、今でも手元に残っています。
   そして、なぜかこの絵葉書の風情が、はせを のこの句と結びついて
   私の記憶に刷り込まれているのでした。

          


   俳句ですから、とても短い曲になるのは避けられず、「八重桜」の
   部分を何度か繰り返して歌うことにしました。

下のアイコンをクリックして、お聞きいただけます。



伴奏に使った楽器は、Roland Sound Canvas SC-88 という製品です。







今週の喝!!     安倍改造内閣、スローガンのひとつが 『一億総活躍社会』
    私の世代には、何とも時代錯誤の違和感を抱かせるものです。
    というのも、小学生時代、『一億一心』、『進め一億、火の玉だ』 の
    スローガンのもと、大東亜戦争に国民を駆り立て、多くの父・兄を
    戦死させ、国土を空襲で焼け野原にした 『暗いイメージ』 以外の
    何ものでもない ・・・ 極悪のスローガンを想起させるものだからです。

    加えて、日本の人口1億2千万の年齢別構成ピラミッドを考えると、
    上澄みの 2000万人は、70歳以上の人口にほぼ相当します。
    つまりこの年齢層は、1億人が活躍する日本においては 『お荷物』
    以外の何ものでもないと言わんばかり!!

  

    老人の繰り言など、聴くに値しないという安倍内閣の姿勢がありあり。
    まあ、実際のところはその通りでしょうから、そこは納得しましょう。

    ただ、そうであれば、70歳以上の『お荷物老人』に対しては、『安楽死』
    を認めるという法律を制定するよう要望します。
    そうすれば、日本国は余計あまりものを一掃し、若い・元気な総活躍国家に
    なることでしょう。 そこまでの覚悟をもって、このスローガンを国民に
    提示する気構えがなくてどうする!!   喝・・・



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