・命長ければ恥多し 命長ければ恥多し、長くとも四十に足らぬ程にて死なんこそめやすかるべけれ。 徒然草の一節です。 当時よりは、人の寿命がずいぶん伸びていますので、40歳を倍の80歳と読み替えて、 そろそろこの辺りで fade-out するのが、時宜を得てるという気持ちです。 涼しくなった来月あたり、かねて念願の 「ぽっくり寺」 に足を運びたいと思います。 ・老木は曲がらぬ もうここまでくると、生き方の修正はかなわぬもの。 じたばたせずに朽ちたいと・・・ 経験則からいえば、50代・60代で 『己の歩み方』 を 弾かせて おきたいものです。 ・勝つも敗けるも時の運 別にやけっぱちでいうのではなく、すべては 「起こるべくして起こる」 という理解を 私はしているのでした。 私好みの英文表記では What is to be will be. ・去る者は日々に疎し これも冷たい仕打ちという訳ではなく、日がたつにつれて忘れられていくという、 至極当たり前の話です。 もうこの歳になれば、「私のことを忘れないで」 などと いうセンチメンタルな心情など、無縁なものとなりました。 ・秋風耳を過ぐ ここまでの心情には至らぬものの、まあ、そんなものだろうと ・・・ ・鳥の将に死なんとするその鳴くや哀し とてもここまでの心境には到達できませんが、願望ではありますね。 ・長居はおそれ ほんま、この心境です。 ・日、西山に薄る ![]() これも、実感のこもった言葉ですね。 そういえば、英語の T先生のこんな句が思い出されます。 (先輩の死を悼んで) なお 西へ 花を尋ねて 逝きにけり といったところで、「 もう いいんちゃう 」 |
今週の | ![]() | おめで とう! |
地元の県立芸術文化センターが10周年を迎え、 9/11 に、500万人目の来場者を迎えたとのこと。 私にも馴染みのホールで、大ホールに 122回、 中ホールに 2回、小ホールに 36回、合計 160回 通っています。 何しろ自転車で行ける手軽さです。 このホール、阪神淡路大震災復興のシンボルとして 完成したもの。 今、大きな水害に遭っている関東・東北の被災地の 方々のご苦労を思い、時間はかかっても復興できる という希望を失わないことを願っています。 |
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