雨の平日、特段の予定もなく、女房と二人で写真アルバムの整理というか、大鉈をふるおうと 古い写真のアルバムから、ごく一部を除いて廃棄処理する作業にとりかかりました。 この種の作業、あまりセンチメンタルな感情に囚われると捨てるべきものが定まらないので、 お互いに、当時の出来事を思い出すというプロセスに陥らないよう留意して作業しました。 今年が金婚式の年ですので、写真もずいぶん沢山あります。 とりわけ子供の小さい頃のものは 似たようなシーンのものが多いので、当時の特徴をよく表したものを厳選して残し、あとは廃棄 することにしたのでした。 せっせと廃棄すべきものをゴミ袋に投入。 それでも結構の枚数が残りましたので、日を改めて もう一度、振るいにかけることにしました。 この作業をやってみて、思いがけない写真に再会し、思い出が甦る場面がありました。
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このオペラ、少々短めで、しばしばマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」といっしょに演奏 されることがあります。 有名なアリアは、主人公の道化師が歌う「衣装をつけろ」。 劇的なアリア で、私も憧れの一曲です。
'92 の日記には、「いかにもイタリアのメロディ。 外人の二人が実によく声を出している。 カニオ(役の 坂上)は少し高音が苦しい。 例の聴かせどころはさすが! もっと日常的にオペラがやれる状況が あれば・・・と思う。 」 と記してあります。 この時は、「カヴァレリア・ルスティカーナ」との二演目上演で、 そちらを A.ザンボンが歌い、二人のイタリア人歌手にすっかり魅せられてしまいました。 日本でのオペラ上演の機会はまだまだ少なく、それが残念でなりません。 '01 は大阪フィル定期演奏会でのもの。 「福井さんのパリアッチ、すばらしい迫力。 B列中央で最高 の席。 Good!」 間近で聴く声の魅力に圧倒されたのでした。 この時のシーンは今でもはっきりと 記憶しています。 '03 には、「満席。 田中勉が他を圧している。 それと山下(指揮者)さんの表情がいい。」 と記して あります。 ![]() CDでは、NHKが招聘したイタリアオペラ公演の録音を持っていました。 モレルリ指揮のN響で、 デル・モナコ、A. プロッティ、G. トゥッチなど、懐かしい面々によるものでした。 |
今週の | ![]() | Bravo ! | 地元、芸文大ホールでのワンコイン・コンサート。 4/17 は、カウンターテナーの村松稔之が初登場。 これがめっぽう美しい声で、嫌味がない。 たまたま、先月私も練習していたパイジェッロの曲や 目下練習中のヘンデルの「私を泣かせてください」も あって、大満足のリサイタルでした。 |
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