●ゲーム : フリーセル のケース これまでにも、何度かご紹介したパソコンのゲーム『フリーセル』ですが、昨年末に 3,540連勝で ストップしたことから、今年になって新しいチャレンジを毎日続けています。 2月13日現在、1,078連勝中ですから、一日平均 25ゲームほど取り組んでいる計算になります。 1ゲームの所要時分は、平均的に 3〜4分。 以前のような、1時間を超す長考はすっかりなくなり ましたが、20〜30分かかるケースが稀にあります。 これが、ある意味、面白い。 ![]() 私がこのゲームに嵌まっているのは、「正解が必ずある」という ゲームへの信頼 があるからです。 正解があるか否かが不明という課題であれば、うまくいかない場合に、自分の側に作戦ミスがある のか、それとも、いくら頑張っても解決しない問題なのか? ・・・ の区別がつかず、とかく逃げの 気持ち 「これは解けない問題なのだ」 と勝手に判断してしまうことになりかねません。 ところが、正解が必ず存在するという前提であれば、まだまだ努力や考える余地が間違いなくある のだと、諦めとは正反対の気持ちが生まれ、別の手法を工夫するという方に自分の行動を向け直す 勇気と希望が生まれてきます。 これが、このゲームに嵌まる最大の理由です。 まずは、手掛けやすいところから手掛ける。 これではまずい ・・・ と気づいたら、躊躇なく引き返して別の可能性を探る。 これは詳しい地図のない山に登ろうとして、道を見失ったケースに似ています。 猪突猛進だけではダメなのです。 場合によっては、特定の「カードの種類」を狙い撃ちすることが突破口を開くケースも ありますので、そうしたゲームの弱点?を探るのも、この段階では有効です。 そういう体験を積み重ねることで、必ず攻略できるという目標への希望と自信が 培われるという点が、ゲーム攻略のポイントのように思います。 簡単には諦めない!! という信念は、ゲームに限らず、生き方全体に通じるもののように思えて なりません。 ●歌の練習 のケース 2012年の春から、月に2回 「ベルカントで歌う」 という声楽教室に通っています。 1時間半の授業は「発声練習」「個人レッスン」「全体での練習」 の3部構成で、3ヶ月に一回程度 個人レッスンの順番が回ってきます。 自分の好きな曲を皆さんの前で歌い、先生の指導を受けると いうスタイルです。 ひとり15分程度ですが、これが何ともいえない「重圧」であると共に、この教室の すばらしい特徴のひとつなのです。 以前にちょっと通った教室では、発声練習といっても単にウォーミングアップ程度。 キーがちょっと高いと感じられる曲であれば、簡単にキーを下げて歌うという柔軟さ。 これでは、本当の練習にはならないと感じた私は、すぐに止めてしまいました。 多分、あちらの先生は、「皆さんはアマチュアだから楽しんだらいいでしょう。」 というお考えだったのではと推測します。 それはそれでひとつの見識だと思います。 今の教室の先生は、「皆さんは音大生ではないんだから、時間はいくらかかってもよい。 しかし、本物の歌い方を目指して、しっかり取り組んで下さい」という方針だと私は受け止め、 それにチャレンジし続けてみたいのです。 在籍年数の長い方は、オペラの中のアリアを練習することが多いのですが、日本歌曲を練習する 方もいれば、カンツォーネやミュージカル・ナンバーを練習する方もいるなどバラエティ豊かです。 前回の私の持ち時間には、はじめて イタリアの古典歌曲 : Tre giorni son che Nina を指導して いただきました。 歌そのものよりも、イタリア語の発音を中心にアドバイスを受け、大変勉強に なったのでした。 次回も古典歌曲の Nel cor piu non mi sento を指導していただこうと、目下猛練習中です。 実は歌詞を覚えるのが本当に苦手で、まずはこれが大きな障壁です。 そこで、2小節程度に 区切って歌詞を覚えます。 今とりかかっている曲の場合ですと Nel cor piu non mi sento と タイトルそのもの。 これを一日中、繰り返し繰り返し練習します。 最初は楽譜を見ながらですが、 やがて、2小節を暗譜で歌えるようになります。 その先の Mi pizzichi, mi stuzzichi, mi pungichi, mi mastichi なんて歌詞になるともう大変! しかしこういうステップ・バイ・ステップの積み重ねで、どうやら通して歌えるようになっていくのです。 音大生なら、一週間もあれば楽勝の課題でしょうが、80歳の手習いとなると、何とも苦労の連続で、 2ヶ月かけて準備します。 こんな努力が、何の実りを齎すわけでもないのに、ぶつぶつ言いながら続けていくことで、決して 退屈とか、平凡などとはぼやいてられない毎日、とにかくやるしかない毎日を作り出せていることを 「愉しんで?」いる時間が、私の日常生活の中で大きな比率を占めているのです。 こうでもしていなければ、身が持たない ・・・ という貧乏性な私の毎日の一端でした。 |
ウィーンでは、あえて国立歌劇場ではなく、フォルクスオパーでのオペレッタを鑑賞しました。 ヨハン・シュトラウスのオペレッタを本場で是非とも聴きたいという気持ちが強かったからです。 ちょっとこじんまりとした劇場でしたが、大いに愉しむことができました。 小学校低学年くらいの子どもまでが、正装して着席していたのにはとても驚きました。 帰国後、たまたま大阪でも同じオペレッタの上演があり、こちらにも足を運んだのでした。 ![]()
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今週の | ![]() | びっくり | 通っている声楽教室の皆さんから、 チョコレートをいただきました。 教室では男性は私ひとりだけ。 あまりに立派なので、お店で確認 したところ、5,000円もする豪華版。 お店のお姉さんに、お返しが大変 ですね ・・・ と慰められました。 どないしよう。 |
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