☆ 10月第2週 ☆    2014/10/02 〜 10/08


ネットに見る 「健康寿命」 情報



   ● 女子の胸を見つめると、寿命が延びる?

     ドイツの科学者たちの研究で、一日10分女子のバストを眺めると血圧を下げる等、健康に良い効果が    
     あることが分かった。

         真偽のほどは、該当サイトでご確認を (^_^);


   ● 健康寿命日本一の「浜松市」その訳は

     このサイト には、健康寿命を延ばす「10の生活習慣」とか、「ロコモン体操」の紹介などが収められて
     います。

     また、「ロコモ」についてのもう少し詳しい情報は、 こちら でご覧いただけます。


   ● 「太り過ぎ」は「やせ」よりも長生きする?

     太っているからといって必ずしも短命というわけではない・・・という情報 など。


   ● 寿命を縮める7つのこと

     直接的な 「健康寿命」 の情報ではありませんが、 こちら も興味深い情報です。


   ネットは、情報の宝庫です。 これを上手に利用しない手はありませんね。
   検索の方法をいろいろ工夫したり ・・・ というのも、結構 「健康・頭の体操」 になるのかも。




健康寿命 新しい数値が発表されました  2014/10/1 厚生労働省

 平均寿命   健康寿命  
 男性     80.21    71.19 
 女性     86.61    74.21 





臨死体験 : 鈴木秀子 「死にゆく者からの言葉」 (文芸春秋刊)




   著者の 鈴木秀子さん は、カトリックの女子修道会「聖心会」のシスターです。
   この本が出版されたとき、題名に惹かれて購入したのですが、不思議な本だなぁという程度の印象    
   でした。
   当時(1993年:58歳)の私には、まだ「死にゆく者」という実感が持てなかったのだと思います。

   その後、30年来の友人である Kさんから、妹さんが終末期を迎え精神が不安定になっていると
   いう話を聞き、もしかしたらこの本が何かの役に立つのではと思い、郵送でプレゼントしました。
   妹さんは、ご主人から優しくしてもらったことがなかったと・・・不満を覚える生活を長年にわたって
   過ごしており、Kさんもそのことが気になって、入院中の妹さんをしばしば見舞っていたようでした。
   数か月後、Kさんから妹さんが亡くなったこと・あの本を読んで心が安らいだこと・ご主人が優しく
   付き添って、最期を看取ったことなどを知らせてくれました。
   そして、差し上げたつもりのあの本を、私に戻してこられたのです。
   私は「持っていてくれてよかったのに」と言ったのですが、Kさんは十分に妹さんと自分の気持ちを
   和らげてくれて有難かった・・・と言われましたので、今も私の手許にあるという訳です。

   実は、Kさんも1月に亡くなりました。 享年80歳でした。 きっとあの本の印象が、最期の時期を
   いくらかでも支えたことだろうと思います。
   こういう経緯で今も私の手許にあるこの本から、いくつかの部分をご紹介しようと思います。



   シスター鈴木は、こんな体験をしたのだそうです。

      14年前、私は友人のいる(奈良の)修道院に泊めてもらいました。
      真夜中に起き出した私は、階段を廊下と思い違いして、二階から下まで落ちて
      しまったのです。 五時間近く意識不明の状態で過ごしました。
      意識のない五時間の間に、思いがけないことが起こりました。
      私は、空中から下の方を見下ろしていました。 かなり高いところにいて、
      明確な意識を持っています。
      下の方に、もう一人の私が、やはり地上から少し浮き上がってまっすぐに
      立っています。 足のまわりを筍の皮のようなものが包んでいます。
      ともかく上から見下ろしていると、私の足もとの筍の皮が一枚ずつゆっくりと
      落ちていきます。 その皮が一枚一枚と剥がれ落ちるたびに、私は暖かい気持ちで、
      下のもう一人の私を見ながら、「ああ、これで人の目を気にすることから自由に
      なった、これで人との競争からも自由になった、これで人を恐れることからも
      自由になった・・・・・」
      と言い、自由というものを実感しているのです。
      「あと一枚落ちると完全な自由になる」
      完全な自由への甘美な期待が訪れたとき、私はすっと天空に飛翔しました。
      そして天の一角から生きた光が私を包み込んだのです。 輝く金色の光に
      包まれ、私は自分の全機能が活き活きと最高の状態になり互いに調和している
      のを感じました。
      光は生命そのものでした。 まばゆいほどに輝く黄金の光ですが、けっして
      まぶしすぎはせず、私の全存在を包む温かい光でした。
      私はその光に包まれて、自分の命が、自分の全存在が、完全な生命そのもの
      によって満たされているのを感じたのです。 光は命の充満であり、生きて
      いる完全な人格を持つ方でした。 「光そのものの方」は、私をとことん
      知りつくし、私のすべてを理解し、許し、私を私としてあるがままに受け入れて
      いてくれる生命そのものでした。 私は深い一体感に満たされていました。
      私はかつて体験したことのない明晰さで理解しました。
      「これこそ愛の極致だ」
      それは動かすことのできない実感です。そして、
      「これこそ、至福なのだ」
      と悟ったのです。 その一方で、
      「悟りとはこういうことなのだ」
      と、理解しています。 私は、
      「これは永遠だ」
      と、直感で知りました。 頭脳は理路整然と働いています。
      「ここにはもう時は存在しない。すでに時はなく、永遠である。
      そして完全に幸福の境地なのだ」

      その時、つたない日本語の祈りが聞こえてきました。
      「癒やしてください。 癒やしてください」
      すると生命の光が、私にこの世に帰るように促したのです。

      東京に帰って後遺症がないかどうか検査のため入院致しました。
      英国人の友人が見舞いに来て、「いま、とても興味深い本を読んでいる」と、
      その内容を話してくれました。
      それはあの世に行って、トンネルを通り、川を渡り、花園をぬけ、
      最後は光に出会うというものでした。
      光との出会いの話になった時、私は、その場面をよく知っていると感じました。
      その本は、レイモンド・ムーディの著書、『かいま見た死後の世界』の英語版
      でした。 それを読んで私は、
      「そういうことであったのか。 私は死後の世界へ一歩足を踏み入れたのだ」
      と、やっと理解したのでした。

      それからしばらくして、キューブラー・ロスの著作『死ぬ瞬間』などが次々と
      出版され、臨死体験が人々に知られるようになってきました。 本を通じて
      私は次第に自分の体験の理解を深めていきました。

   これが、シスター鈴木の臨死体験で、以後、こういう体験をもとに、多くの「死にゆく
   人々」との関わりを重ねていくのです。

   引き続き、シスターの著書の中のエピソードを、紹介してみたいと思います。

          私の個人的感想としては、いわゆる臨死体験は、その人の宗教的背景
          等に応じて、具体的な説明内容が異なるように思います。
          つまり、それぞれの人の持っている知識・経験に照らして、新しい事象・
          体験を表現するしかないというのは、やむを得ない・当然なことだろうと
          思います。


  
地元でのお楽しみ       久しぶりに甲子園球場そばのホテルで
  ランチ。 鉄板焼《蔵》でいただきました。
  ボリュームはありませんが、ステーキと
  天ぷらのセットメニューで大満足でした。

  西宮市で唯一のシティホテル「ノボテル
  甲子園」。 おばちゃまたちで大盛況!!


次の Windows は、9 ではなく 10 だと! 発売は、来年後半・・・



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