☆ 6月第4週 ☆    2014/6/19 〜 6/25


プログラミング教育・・・

6月19日付け「毎日新聞」に、東大・坂村健教授の『プログラミング教育進む海外』という
興味深い記事がありましたので、今週はこれを素材に、感じたことを記したいと思います。
先週の「断捨離」の続きは、来週に持ち越しますが、ご容赦下さい。




    2月の本コラムでプログラミングの早期教育が海外で急速に重視されてきていると
    書いた。この話題はその後、英エコノミストや米ニューヨーク・タイムズでも大きく
    取り上げられた。
    ここで重要なのは、従来のコンピューターのエンジニアや研究者養成のための専門
    教育とはまったく違う−−「読み、書き、算数」と同じ「国民の基礎的力」としてのプロ
    グラミングの教育だということ。
    プログラミングというのは確かに難しい。しかしスマートフォンが普及しビジュアル開発    
    なども進化し、子どものころから教えられるし利用できるぐらいに身近になった。
    今やプログラミングは全ての人が使える力となったのだ。

    世界ではコンピューターを利用したイノベーションが盛んだが、それをリードしている
    のは「プログラミングの専門家」ではなく「プログラミングできるその分野の専門家」。
    例えば、スマート農場でイノベーションを起こせるのは「プログラミングできる農民」だ。



    すでに書いたように、私は27歳の時、全く偶然に、当時の最先端のコンピュータ開発のプロジェクトに
    編入されました。
    それまで事務系の仕事しか経験のない若者が、電気通信研究所という(石を投げれば博士に当たる
    という笑い話があった)場所に放り込まれ、とんでもない仕事をすることになったのでした。

            『27歳だった』へのリンク

    しかし、その日記の最後に書いたように、私はその2年半ほどの間に、一生の宝となるものを得る
    ことができました。
    What is to be will be.  という信念は、その後の私を一貫して支えるものとなっているのです。
    これはプログラミングを通じて体得した思い・実感です。
    コンピュータの仕事を離れた後も、そこで得た ものの見方・考え方が、私の歩みを支え続けています。    

    先週 6月第3週のページで取り上げた 《脱キリスト教・脱宗教》 というテーマでも、同じ思いが
    ベースになっていると確信します。

    人生をどう考えるか? どう見るか? という場面に、27歳の日々に体験したことが、こんなにも
    影響していることを考えれば、坂村先生の話は、まったく納得のいくものです。
    若い時期に、プログラミングを通じて身につけた思考法を、それぞれの人の仕事・生き方の中で
    開花させることは、本当に有用なことだと思います。

    坂村先生のコラムに、我が意を得たり! と笑みをうかべた私でした。







フリーセルの戦績 (2)



      

   

  5月第4週でご紹介したゲーム「フリーセル」戦績の近況です。

  連勝記録は、1,500回を超えるところまで継続中です。
  気晴らし、暇つぶしには最適のゲームですが、ときどき、煮詰まって
  いらいらすることもあります。

  そういうときは、ちょって手を休めて、トイレに行く ・ お茶を飲む・
  場合によっては散歩に出かけるなど、精神状態が袋小路に迷い込ま
  ないように 「ケアしてあげる」 ことが肝要です。
  この辺りの要領は、他のいろいろな場面でも利用できる「気分転換・     
  脳内リフレッシュ」の手法として効果がありそうです。

  「脳トレ」のひとつとして、これからも続けていきます。



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