☆ 5月第3週 ☆    2014/5/15 〜 5/21


  ターミナルケアに関する要望書

  最近、『 終活 』ということばが流行って(?)いるようですが、私たち夫婦は、2005年6月に  
  次のような「ターミナルケアに関する要望書」を作成して、終活の第一歩を始めています。  
     もっとも当時は、まだそれほど本気で自分たちの最期を認識していたわけではないのですが、
  過度の治療行為をして欲しくはないという単純な気持ちから、夫婦がそれぞれに以下の   
内容の要望書を作成し、長男に証人としての署名を依頼したのでした。             



ターミナルケアに関する要望書

   私、○○○○は、末期の状態になり、自分の治療に関して意見を述べることができなくなった時の
  ことも考慮して、心身共に健全なうちに、熟慮の上、自分の意見と望みをここに記します。

   私は、人の命は神の賜であり、聖なるものであると考えておりますが、最高にして絶対的な価値で
  あるとは思っておりません。また、死はこの地上的存在の終わりでありますが、神の国での終わること
  のない命への門を開くものであると信じております。

   従って、もし、私が、現在の医学では回復の見込みがなく、死期が迫っていると判定された場合に
  は、関係者の皆様が、以下の私の希望を聞き遂げてくださいますようにお願い申し上げます。

  1) 病名・病状については、家族にのみ詳しく説明してください。
  2) 生命の一時的な引き延ばししか保証できないような治療方法は用いないでください。
     ただし、痛みがひどい場合は、十分な鎮痛の処置をして下さい。
     しかし、いわゆる積極的な安楽死は施さないで下さい。
  3) 私が数か月にわたって、いわゆる植物状態に陥ったときも、私の死を不当に・不合理に引き伸ばさ
     ないで下さい。
  4) 死の判定については、「心臓」が止まった時を自分の死と認めます。いわゆる「脳死」の状態では
     自分の死と認めません。
  5) 臓器提供については、いたしません。

   私が最後に心からお願いしたいことは、私が自分の死を、キリスト者としてふさわしく受容するこ
  とができるように助けていただきたいということです。この世での最後の時を、愛する人々に付き添わ
  れ、キリスト教の信仰の慰めを抱いて、平和のうちに準備できるように助けてください。

   この「要望書」は、私が熟慮の上、精神的に健全な時に作成し・署名したものであるということは、
  下記の二人の証人が証明して下さいます。関係者の皆様が、私のこの世における最後の望みを聞いてく
  ださいますように、心よりお願い申し上げます。

  <本人署名>

  <証人署名>


この後、随分時間が過ぎていますので、この書面の内容に変更のない旨の確認書を
あらためて作成しておかなくては ・・・ と思っているところです。




第8回大阪国際室内楽コンクール&フェスタ
 


      


  全国的には、それほど知られているものではないかもしれませんが、   
  1993年から、3年ごとに開催されているこの催しは、ある意味でとても
  ユニークな企画です。

  第1部門(弦楽四重奏)と、第2部門(ピアノ三重奏・四重奏)は、
  正統派のクラシック音楽の分野で、審査もそれぞれの専門家が行い
  ます。一方、第3のフェスタ部門は、楽器編成も選曲も自由で、
  審査は一般公募した審査員によって行われるという面白い企画です。

  私は、2002年から毎回の審査に参加し、今年も 5/20 の本選審査に
  行ってきました。

  今年のフェスタ部門には、24か国・103団体が応募し、事前審査を
  通過した20団体が、5/17・18 の予選審査に臨み、8団体が本選に
  残っていました。

  200名余の一般審査員による投票の結果、次の4団体が入賞しました。
    金賞 : ダス・クライネ・ヴィーン・トリオ (オーストリア)
    銀賞 : カリヨン (デンマーク)
    銅賞 : 打楽器集団「男群(オグン)」 (日本)
   特別賞 : トリオ・パラフレーズ (ロシア)

  ちなみに、私の投票は、金賞にカリヨン、銅賞に男群、銅賞にデュオ・
  ゲラシメス(ドイツ)です。

  金賞のオーストリアの団体は、名称からは想像もできない、めっぽう
  楽しめたステージでした。 もし、吉本興業の舞台で演奏されたので
  あれば、文句なしの金賞ものだと私も思います。
  この団体に投票しなかった理由は、ここが「いずみホール」であったと
  いうことに尽きます。ピアノと2つのヴァイオリンというこの団体は、
  舞台狭しと暴れまわるヴァイオリニストが、ピストルをとりだして
  相方にぶっ放し、倒れた一人はステージに仰向けの状態のまま演奏
  を続けるなど、面白いことこの上なし・・・です。
  それと、ピアノとヴァイオリンの音量のバランスの悪さ(ピアノが強すぎ)
  が、気になったのでした。

  21日夜には、三部門の一位入賞者の披露演奏会がありますが、
    アルカディア・カルテット(ルーマニア)の弦楽四重奏曲 演奏
    トリオ・ラフォール(スイス)のピアノ三重奏曲 演奏
  と同じステージで、あのピストル・シーンが演じられるのは、私の感性
  からは、やはり違和感が強すぎます。(^_^);
  なお、22日の東京・サントリーホールでの一位入賞者の披露演奏
  には、アルカディア・カルテット と トリオ・ラフォールのみが出演する
  そうです。 関東地方の皆さんご安心ください。

  ともあれ、こういうユニークな企画が実現する大阪という土壌は
  なかなか面白いとあらためて実感したのでした。




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