大阪大司教様との手紙のやりとり

'99/1/11 付の私の「日本における司牧への要望」に対して、大阪大司教様は手紙を下さいました。

そのあと、私からも再度の問合せをさせていただきました。

大司教様から頂戴した手紙などをここに公開し、甲子園教会をめぐる問題を考える素材として 供します。

ある信者さんは、大司教様に対して失礼だといいますが、 問題を見つめるために必要なことだと考えています。

大阪大司教様からの手紙より

JIJI's 大阪大司教様への手紙より

JIJI's 大阪大司教様への最後の手紙


  

* 大阪大司教様からの手紙より (1999.1.22)

            '99/1/11付の提言に対して、池長大阪大司教様からお手紙を頂戴し
            ました。
            その中に次のような一節があります。(固有名詞はイニシアルに変
            えてあります)

  実は、後でY大司教様にもう一度確認いたしましたが、T神父様を甲子園教
  会に住むように指定された時、T神父様にはっきりとミサ以外には教会の事
  柄にまったく関与しないようにと申し渡されておられました。
  それにもかかわらず、T神父様は皆様がご存知のとおり、教会の事柄に深く
  入ってゆかれました。教会の事柄や教会の信徒に関わらないようにという司
  教判断と、司教の指示は小教区司祭にとって誰の言葉よりも重視される事柄
  です。
  たとえ現在の主任司祭からの頼みであれ、信徒からの要請であれ、司教の命
  令に反する行動を頼まれた場合、どちらを優先させるべきかは明らかなはず
  です。もし司教の指示に従っていれば、今回のような事柄は起こっていませ
  ん。
  

  

* JIJI's 大阪大司教様への手紙より (1999.1.25)

            上記の手紙への私の返事の一部です。(固有名詞はイニシアルに変
            えてあります)

    この点は、大司教様のご認識と、甲子園教会の信徒の理解とに大幅な食い違
    いがあります。
    甲子園の信徒の理解はこうです。
    ・最初、T神父は小教区の司牧には関わらない、単なる寝泊りで甲子園に来
      ていると説明がありました。
      ('97/4/13 A神父が甲子園の主任司祭として着任した日の説教の中で)
    ・この説教に対して、信徒評議会のメンバーからもっと積極的に司牧に関わ
      って欲しいとの意見が出され、Y大司教様・A神父・T神父のお三方が話
      し合われた結果、一定の整理が行なわれたと主任司祭よりアナウンスされ
      ました。
    ・それ以後、甲子園教会の信徒は、T神父に求道者の教理勉強や、ゆるしの
      秘跡や洗礼の秘跡、通夜などをお願いするようになりました。
      また、いろいろな活動にT神父の参加を求めるようになり、信徒評議会の
      広報部でも「教会だより」の巻頭言の執筆を依頼したりしています。

    『たとえ現在の主任司祭からの頼みであれ、信徒からの要請であれ、司教の
    命令に反する行動を頼まれた場合、どちらを優先させるべきかは明らかなは
    ずです。もし司教の指示に従っていれば、今回のような事柄は起こっていま
    せん』ということは、A神父は「大司教様を交えた三者で」という言葉で私
    たち信徒を欺き、T神父が司教の命令に反する行動を取るよう「教唆扇動」
    したということになります。