06.21

  ミュンヒンガー指揮のバッハ:組曲2番。 アンセルメ&N響で
  「ダフニス」 on the air.
  久方ぶりのフルート練習。 鳴らない。 高い e など出にくいこと。
  オートブリッジで遊ぶ。 面白いような、面白くないような変な
  プレイだ。
 
06.22

  「歌は結ぶ」 on NHK.  真剣に生きた魂の話が、感動と涙を誘う。
  Wrote to O3 さん、S2 君。
 
06.23

  午後、本社へ。 第1次プログラムの説明会。
  そして夜、新橋寮で懇親会とマージャン。
  明日の、5局所打ち合わせで、大阪への第一歩が踏み出される模様。
  岸上室長から、ぼくを大阪に行かせてほしいと営業局に依頼がいって
  いる模様。 事情によりけりだ。
  ベア・定昇を含め 4,000円。
 
06.24

  先月の超勤費が、日比谷からの給料を上回る。 初めてのことだ。
  時計入手。 どうも手首が細くてまずい。

  「毎日、少なくとも、こころからの褒め言葉を、5つは言うように
  する癖をつけなさい」(ギブリン p.24)

  5月の残業は、異常なくらいの時間数でした。 おかげで残業代を
  たくさん貰うことができて、大助かりでした。

  私は全体に華奢な体形で、時計のバンドにしても標準のサイズでは
  適合しないのでした。 ちなみに当時の体重は 52Kg でした。

  参考:レス・ギブリンの名言
06.25

  午後、経過資料の総とりまとめにかかる。 難しいものだ。 急いで
  まとめ上げたい。
  このところ、生活のリズムが狂っている。 1時間づつの早寝・早起き   
  で生活を正そう!
 
06.26

  午後、本社へ。 説明で疲れてしまう。
  帰りに、望遠レンズを見る。 135mm が欲しくもあるのだが・・・
  Received from Brother.  元気そうだが、金の使い方などうまく
  やっているかどうか、いささか気がかりだ。
  まあ、信頼以外、どうしようもない。
 
06.27
 
  映画「ベン・ハー」たしかに脂っこい、緊迫感のある作品だ。
  幾分、テンポはのろいが。
  キリストの受難の描き方は、今までのどれよりも残酷だ!
  どうして、このような受難が必要だったのか?
  我々の罪の贖いのため? 一体、我々の罪と受難との間には
  どんな関わりがあるのだ?
  あまりに不合理じゃないか。 おかしいじゃないか。
  しかし、もしそうだとしたら、プロテスタントはいんちきだ。
  「罪を犯せ! しかして篤く信ぜよ」だなど・・・
  どうしてキリストを苦しめるのだ!

  当時、イエス受難の描写が残酷だったと思えたこの映画ですが、
  今日から見ると、メル・ギブソン監督の「パッション」の
  生々しい描写は、「ベン・ハー」を超えていると思います。

  イエスの受難をどのように理解するかは大問題です。
  当時の私は、ヨーロッパのカトリックの影響下にありましたので、
  受難の原因は、個々の人間の「罪(カトリックでは<自罪>と呼ぶ)」  
  というよりは、「アダムとイブの罪(原罪)」によって損なわれた
  神と人間との<本来あるべき関係>の回復という視点から理解して
  いました。 現時点での私のイエス理解については、別のページで
  紹介していますので、ここでは省略したいと思います。


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