05.31

  とうとう聖体大会には、行かずじまい。
  夕方の高円寺教会でのミサ。
  映画で時間をつぶす。
  「獣の戯れ」三島由紀夫の原作。 前半はともかく、後半の青年の
  深刻ぶった表情の連続には閉口する。
  「香華」木下さんの作品には、このところ共感できない。
  この作品も、女の一生を描こうとしているのだろうが、昔、見た
  「女の一生」の音羽信子のような面白みがない。 世界が違うせいも
  あるのだ。
  頭痛。
 
06.01

  プログラムの資料整理を始める。
  5時になってすぐに戻る。
  久方ぶりにフルートの練習。
  このところ、プロ野球中継ばかり聞いている。
 
06.02

  営業局と技術局の関係者に、デモンストレーションを見てもらう。
  夜、EPC のミーティング。 あまりみんなとプログラムの話は
  できなかったが、少しは互いの気持ちを分かりあいたいと願う。
 
06.03

  夕刻、内訳書の料金がおかしい旨、日本電気より連絡あり。
  9時くらいまでかけて、T23 さんと調べる。
  原因 @ immediate で5桁の加算をする場合の sign の扱い。
     A 乗算を引続いてやると、後のものが利いてこないこと。
  @は、直ちに訂正できる。
  Aは、タイミングの問題がからむらしい。
  激しい雨になる。

  商用プログラムの出力データを、日電がどういう経緯でチェックした   
  かは不明ですが、とにかく思わぬところからのバグ情報でした。
  命令をシリアルに実行するのと違って、いくつかのルーチンが
  パラレルに処理される大局用電算機では、割り込み処理などのタイ
  ミングがまだ十分に掴み切れていない・・・というのが実情でした。
06.04

  少し頭痛。 風邪か?
  一日中、紙テープ読込みルーチンの整理。
  韓国で、戒厳令など騒々しい。
  なぜ、メンツなど捨てて、もっと日本の経済協力を期待しないのか?
 
06.05

  平山総務理事や技師長が、来週早々、大局用電算機の視察に来ると
  決まったため、てんてこまいとなる。
  9時半まで、アセンブリ計算の訂正後のものをランさせて、様子をみる。  
  まあまあよさそうだ。
  風邪気味。 Be careful ! 
 
06.06

  午後、オペレータに手伝ってもらって、少し走らせてみる。
  まあまあだ。
  最近、 G さんとは、うまく調子が合う。 昨日も電報の generator を
  作ったが、こういうコンビが組めないと、仕事はうまく行かない。
 


Top Page に戻る   1964年一覧 Page に戻る   次の週へ