04.19

  一日中、霧のような雨。 遅い朝食で、昼を抜く。 空腹を覚えるが
  外に出るのも億劫。
  フルート、C Dur のところを練習。 スケールが一番、ためになる。
  これをしっかりやってから曲をふくと、高い音も出る。
  ただ、もっと唇をやわらかくする必要がある。
  夕のミサ。 高円寺教会。

 
04.20

  全く、朝早く目が覚めるようになった。
  そして高尾行き電車の混むこと!
  Convert プログラムの全部を終える。
  明日は、印刷ルーチンを三つともやってしまいたい。
  ハンドリングにとても時間がかかる。
  夜、7時半まで。 超勤拒否も無関係といったところ。
  また霧雨。

 
04.21

  ランパル公開講座。
    (1) 呼吸は体が欲するからするのではなく、音楽がそこで欲する
       から、するものである。
    (2) 短く、そして深い呼吸を練習する。
    (3) フレーズは長く、そして歌わせる。 和声の流れを考え、変な
       ところで切らない。
    (4) アタックの練習
    (5) どんなパッセージであっても、d や dis での"左2"の指に注意。
  など。
  単音楽器の演奏が、こんなにも難しく、かつ研究の仕甲斐がることを
  初めて知らされる。
  それぞれの楽曲の持つ雰囲気、そして original の研究、フルートらしい  
  演奏法。
  三連符ひとつを取り上げても、最後の一つの奏法が難しく、それが
  ピアニストを走らせもするのだという。
  神秘的な低音が本当にすばらしい。

  銀座ヤマハで開かれた、音大生を対象にした公開練習を傍聴させて   
  もらいました。 名人の具体的な指導と、ことばのひとつひとつに
  深く感銘した体験でした。
04.22

  博より手紙。 学校ではブラスをやっている由。 Good !
  自分の好きなことをやって欲しい。 彼が別府で頑張ってくれる気持
  なのは嬉しい。 ぼくとしても、さしむき急いで戻るより、しばらく
  様子を見て、その上でのことにしたい。

 
04.23

  割り込みを使っているために起こる不都合を発見。
  Open の OwnCoding と、それを期待しての Main routine での仕事との
  時間的な配置の問題だ。 全く、多重処理には難しい問題が多い。
  帰り、皆でギョウザを食べにいく。

  デバッグが本格的にはじまり、連日、遅くまでの作業が続いて
  いました。
04.24

  一日中、CAMAC 使えず。
  午後、アセンブリ計算グループの接続をはじめる。
  ぼくは Internal Sort および I.O.C.S. との接続を担当。
  割りに早くまとまる。 あと Initial 形式での Dump などで
  12時少し前まで。 3人で drink & eat.
  好きでなきゃ、ここまではやれない。
04.25

  アセンブリ計算、初のデバッグ。
  午前中の分では、Label の Address 定義が間違って、変な番地に飛んで
  しまう。
  午後、もう一度やる。 CAPT を使ってやるのだが、どうもまずい点が
  あるらしく、行方不明になってしまう。
  課のソフトボール大会。 後の飲み会にだけ参加。


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