03.22

  5時40分ごろ起床。 サンドウィッチの冷えたのを食べて出発。
  いい天気だ。 9時に境橋から登り始める。 意外に雪が深く、北面は
  40 〜 50cm の積雪。 日光にきらきら光って溶けていく風情は、全く
  雪山の趣。 とにかく足の重いこと。 登りっぱなしのコースだ。
  御前山頂の小屋には、つららがさがってる。
  それでも日射しは暖かく、昼飯がうまい。
  遠い大岳への道。 ころんでどろんこに。 全く雪ですべるばかり。
  奥多摩らしい山のたたずまいだ。 御岳へ出て、最終ケーブルに。
  バスがなく、駅まで歩く。 7時前だ。 本当によく歩いた。
  足の重さを除けば、快調な一日だった。 ミサに与らずじまい。

  この日の写真、なぜか残っていないのです。

  参考:御前山〜大岳山〜御岳山
03.23

  大腿部が痛む。 いくぶん鼻炎気味。 Be careful !

 
03.24

  少し風邪気味。 医務室で注射と投薬。 彼岸を過ぎたというのに
  まだうすら寒い感じ。
  本社に給料をとりに行く。 帰りのバスから見る外苑でのカップルの
  好ましさ。 美しい青春、もう行ってしまおうとしている青春・・・

  山の写真ができる。 かなりよく撮れている。 ただ例の霞の中の
  富士山だけはうまくない。
  通研では、例のバッジの再交付をめぐって、組合がまた騒いでいる。

 
03.25

  風邪気味の状態が相変わらず続く。 I.O.C.S. の作業を続ける。
  どうも時間が足りず、弱ってしまう。 来月から、大局用電算機
  が使える予定。
  夜、島岡先生の授業ノートの整理を再開。 しばらく遠ざかって
  いたので調子が戻らない。
  昨日の昼、ライシャワー大使刺される。
  親日家の大使だけに一層不幸だ。

  参考:<ウィキペディア>:エドウィン・O・ライシャワー
03.26

  聖木曜日。 夕のミサ、告解、聖体拝領。
  説教:「神を愛することを、人々に知らせてください」

  シュッツの「マテオ福音書による受難曲」 on FM 。
  バッハより、100年前のものだという。 非常に好ましいカトリック的な   
  雰囲気。 バッハよりずっといい。
  出演は D.F.ディースカウほか、解説:柴田南雄さん。

  今週は復活祭直前の聖週間と呼ばれる時期。
  聖木曜日は、最後の晩餐を記念する日。
  「マテオ福音書」という呼び方は、当時のカトリックでのもの。
  現在は「マタイ福音書」と呼ばれています。
  バッハの受難曲を聞くたびに、私は非カトリック的な作品だと感じて
  います。
  あまりにも情緒的に受難物語を語っているからです。
  カトリックの信仰は、形式には拘りますが、それほど情緒的ではない   
  と思っています。
03.27

  聖金曜日。 大斎日。 めずらしくぼたん雪が降る。
  まったく冬への逆戻り。 それが午後にはすばらしい晴天になる。
  高円寺教会で、聖金曜日の典礼に与る。 聖体拝領。
  カラープリント出来る。 きれいに撮れている。
  舌炎で痛む。

  イエスの死を記念する日です。 この日、教会ではミサに替えて、 
  十字架を賞賛する儀式が行われるのでした。
03.28

  午後、寮で過ごし、夕方より葵荘へ。 六業会、30数名の参加。
  昔と変わらないといえばそうも言えるが、なんとなくオジさん
  らしくなった感じがしなくもない。
  子どもの話がでるようになったあたりは、われわれ独身者とは
  違った世界・・・
  帰り、T3, H2, M7 君と共に、N8 君宅に伺い、ダベる。
  ぼくには、まだ東京を棄てきれない気持ちが強いんだ。
  どうしようもなく。

  学園同期生の「六業会」です。 一番気の置けない仲間です。
  この時期、かなりのメンバーが結婚していました。


Top Page に戻る   1964年一覧 Page に戻る   次の週へ