10.27

  雨。 ゆっくりと休む。
  「トロヴァトーレ」ハイライト on the air.
  日本シリーズ、とにかくこのザマのなさといったらない。 プロの選手が  
  あがってポカをやるなんてのは・・・
  フルート練習、たしかに難しい楽器だ。 中音の cis のまずさ。
  それに旋律が浮いてこない。 吉祥寺で夕のミサ。

  今週は、オペラの放送が毎日のように行われました。
10.28

  午前中、システム設計。 午後、プログラムの講義。
  公開準備で、皆駆り出されているが、まずいところがある模様。
  マックラッケン、上巻を読み終え、下巻にかかる。
  フルート練習を少し。
  「バタフライ」on the air.
  「料金用計算機の導入方針」どうも勝手な解釈が多すぎる感じ。

  午後の講義は、新しい4名の人を対象にしたものです。
  毎年11月はじめには、通研の「施設公開」が行われていました。
  その準備にどの研究室も大わらわでした。

  「料金用計算機の・・・」は、おそらく T15 さん達の作成した資料
  ではなかったかと思います。
10.29

  もう4日間、雨が続いている。
  一日中、プログラム練習問題に付き合う。 大体、皆のデバッグもうまく
  いく。 K4 さん、一発でパス。 しかし失敗しないと本当の力は分から
  ないというべきだろう。
  夜、「フィガロ」 on the air.
  それにマックラッケンと、「料金用計算機・・・」を読む。 こちらは
  かなり疑問が多い。

 
10.30

  午前中、システム設計。 午後、プログラムの講義。 疲れる。
  「トロヴァトーレ」ハイライト。 安心して聴ける音楽だ。

 
10.31

  一日、編集ルーチンをていねいに読み返す。
  帰りに吉祥寺教会で祈る。
  夜、TVで「フィデリオ」。 ルードヴィッヒのレオノーレは、本当に
  すばらしい。 一部にモザー的な雰囲気があるとはいえ、これだけ
  生真面目な・器楽的なオペラは、やはりベートーヴェンのものらしい。
  演出は好評のようだが、僕には疑問。


  今日は私の受洗記念日、昨年同様、夕方教会で祈りの時を
  過ごしました。
11.01

  年次休暇。 11時半のミサ(吉祥寺教会)、告解と聖体拝領。

  午後、日本シリーズを見る(TV)。 西鉄、これで三敗。

  「セビリア」とにかく面白かった。 席はよくなかったが、やはり
  本物はいい。 それに皆、実にうまいのだ。 ラ・ポルタなんかも
  実にうまい。 この指揮者も好きだ。 N響も好演。 これを相手に
  歌う声量とは驚くだけだ。
  帰り、T24 さんをお茶に誘う。 いい人だ。

  今日はカトリックでは、諸聖人の大祝日。

  イタリア歌劇団第4回公演(NHK招聘)
    ロッシーニ:セヴィリアの理髪師

    指揮      ニーノ・ヴェルキ
    メゾ・ソプラノ ジュリエッタ・シミオナート(ロジーナ)
    バリトン    アルド・プロッティ(フィガロ)
    テノール    ロレンツォ・サバトゥッチ(アルマビーヴァ)
    バス      アルトゥーロ・ラ・ポルタ(バルトロ)
    バス      ニコラ・ロッシ・レメーニ(バジーリオ)
    管弦楽     NHK交響楽団

  シミオナートやプロッティなど、役者が揃った公演でした。
  個人的には、ニコラ・ロッシ・レメーニが強く印象に残っています。  
  「 Buona sera...ben di core... 」と歌う第2幕の場面が、今も
  はっきりと思い出されます。

  T24 さんは、偶然隣り合わせた女性で、当時、国立音大に在籍中の
  声楽科の学生さん。 最初で最後のお茶でした。
11.02

  午後、本社へ。
  T18 君との打合せ。 M7 さんと三人で、日石ビルの地下。
  あと郵政会館へ。 とにかく大変な気の配りようと、費用である。

  TBS 作曲審査会(日比谷)。 日本を素材にしたものといえば、
  どうして皆、こんな3音の抜けたような響きになるのだ?
  杉浦氏の作品の後半、ある種の感動があったほかは、興味なし。
  しかし彼のものも、前半は何だか訳の分からぬ雑音でしかない。

  第3回 TBS 賞作曲募集公開審査会
    大木 英子   交響三撰「古今抄」
    杉浦 正嘉   唱礼による「交響管弦楽のための音楽」
    山田 光生   Sinfonia
    内藤 靖治   交響詩「嵯峨野」
  指 揮:上田 仁、秋山 和慶
  管弦楽:東京交響楽団
  会 場:日比谷公会堂


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