09.29

  朝、すばらしい雲海。 その彼方に右から遠く鳥海、近く月山、そして
  正面の大日岳のアルペン的な山容。 左へ遠く豊飯・吾妻の連峰。
  10時まで、こころゆくまで高原の朝を味わう。 ここに泊ってよかった。  
  山形と福島で聖体訪問。 ミサには与らずじまい。 素敵な秋だった。

  東蔵王高原の秋を満喫し、山形市と福島市ではじめての教会を訪問した
  のでした。
09.30

  明日から通研で訓練をはじめる由。 受入れの机などを準備。
  フルートの練習、久方ぶり。 雨で寒いくらい。
  日生、追加の演奏会。 もう売り切れと思うし、金もない。
  ベームの指揮する「第9」に魅力を感じるが・・・

  商用プログラムの本社側の補充スタッフの来所に備える私でした。
  ベルリン・ドイツ・オペラの追加公演「ベートーヴェン:第9」が
  発売されましたが、とても手がでません。
10.01

  プログラマ、通研へ初出勤。
  午後、所内のコンピュータを案内する。
  NEAC 2206 の部屋は立派。 なかなか good design のコンピュータだ。
  夜、寮の仕事。 このところまた内唇を痛めている。

  本社営業局からの商用プログラムスタッフが4名、通研に初出勤。
  東海からの K8 さんは、同期生。 仙台からの G さんと、関西からの
  O6 さんは一期後輩。 長野からは T23 さんが参加しました。
  新しいプログラマ・ティームの発足です。
10.02

  午後、CDC 3600 の話。 まったくでかい大変なマシーンだ。
  国立、対位法の授業が始まる。 今日の講義は面白い。
  仲秋の名月。 T3 さん、東北に出張。

  Control Data Corporation 社の最新鋭電算機の紹介でした。 この会社の  
  電算機、その後、日本ではあまり目にすることがありませんでした。
  対位法の担当は、石桁真礼生先生。 音大で一番好きな講義になりました。
  小曲ですが、「曲がりくねった男がひとり」は大好きな歌です。
10.03

  上荻荘でプログラマの集まり。 皆さん、はりきっている。
  あと A さんと飲み直す。 今日は少し食べ過ぎた感じ。
  寮に戻って、整理もつかぬまま眠りこんでしまう。

  夕方から、新しいメンバーを交えての懇親会です。
10.04

  午後、O5 さんのデバッグをいっしょにやる。 数か所訂正する個所を
  発見。 早く引継ぐようにしたい。
  カラーできる。 少し色がよくない。
  寮の食糧費、前月より人員 5% 増なのに、10% 近く増えている。

  通研の O5 さんは、多分、ユーティリティ・プログラムを作成して
  くれていたのだと思います。 完成したら私たちが引継ぐのです。
10.05

  疲れが出たのか、頭痛と寒気。
  午後、米山さんの結婚式に出席。 終わって音大には行かず、寮で寝る。
  37.8℃ 、アスピリン服用。 盗汗。 一晩中、体が重く痛む。

 


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