08.04

  久方ぶりのフルート練習。 午後、井の頭公園へ、 with T4 さん。
  写真のためには日射しが弱い。 プールの賑わい。
  イグナチオ教会で、オルガン・メディテーション。 いかにもフランス
  風な洒落た曲ばかり。 ヴィヤーンの「アラベスク」、「リード」、
  「子守唄」など。 ドイツのものとは違ったいい感じ。
  冷たい紅茶を飲み一息つく。 四谷界隈の並木も美しい。

  寮母さんとの公園散策でした。

08.05

  午後、本社へ。 8時半まで、グループの全員で打合せ。
  大局用システムの開発線表と要員確保をめぐって。
  だいぶ、事が現実的になってきた感じではある。
  あと、若手でマージャン。 12時過ぎに戻る。
  このところずっと排便時にかなりの出血。

  大局用システムの開発態勢について、突っ込んだ話し合いを
  行いました。 これまでの通研主導の商用システム開発から、
  運用主体である業務部門による開発態勢への切替がポイント
  でした。
08.06

  午後、小局用事務処理要領(第2次)の打合せ。 於、通研。
  本社では上の方で、昨日の線での打合せをしてくれている。
  夜、フルート練習。 まだ音が響かず途切れがち。 全く感心しない
  音だ。 何となく元気のない感じ。

  本社での打合せは、岸上室長・T15 さんと私たちの上司である
  調査役・調査員との打合せです。 いよいよ大局用システムの
  開発態勢の議論が煮詰まってきたのです。
08.07

  早朝教室。 PTR、HSP について、電信研究室の A6 さん。
  ひとりで改善概略図を書く。
  フルート練習、音を出すこと自体が難しい。 唇の形が定まらない。
  Wrote to mom. & T14 さん。

  
08.08

  岸上室長より、先日の小林調査役との話し合いについて、話あり。
  A さんは日比谷に戻ることになりそうとのこと。 どうも T15 さんが
  それを強く求めた模様。 ある意味、最悪の事態。
  しかしここで A さんが日比谷へ戻り、システム関係の仕事をしてくれる   
  のは好ましいとも思う。 今のままではお互い、不愉快だろうと思うし。
  夜、N6 さんの送別会。 なかなかユーモアに富むいい人だ。

  商用システムのメンバーである通研の T15 さんと本社からの A さん   
  とは、現場業務への認識をめぐって隔たりがあったのです。
  これがこういう形で結末を迎えることに驚きましたが、本社と通研と
  の業務分担を見直すことになれば、好ましいとも考えられました。
  N6 さんは、若い研究者でとても気さくな・話の上手な人でした。
  もともとは数学専攻で、大学の方に転職することになったのです。
  参考:野崎明弘さん
08.09

  台風9号。 大分を通過。 朝見川河口での浸水の写真が夕刊に載る。
  多分、家も浸水したのではないかと案ずる。

 
08.10

  朝、営業課へ電話を入れる。 G2 さんちは床上1m 近かった由。
  多分、家も床上浸水ではないだろうか?
  午睡少々。
  夜、フルート練習。 Wrote to mom. & M さん。
  もうぼくは彼女をきっぱりとぼくのメモリーからクリアする。

  元の職場である、別府の電話局に電話をし、水害の状況を尋ね
  ました。 近くの G2 さん宅の被害状況が分かりました。
  まだ電話が普及していない時期で、自宅の模様は分かりません。
  手紙を出すしかなかったのです。

  M さんにも、最後の手紙を書いたのでした。


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