04.28

  午前中、寝てる。 プレヴィターリ・東響のブラームス ホ短調。
  on the air.  これは最低、よくない。
  午後、片付けなど。  一眼レフが欲しく少し見て回る。
  高円寺教会で夕のミサ。
  NHK 教育TV、カサドシュのピアノ。 謝肉祭など。 実に達者な技巧。
  マルティノン・N響で、モーツァルト:フルート協奏曲。(Fl. 吉田)
  ダフニスなど。 Good! 

  フェルナンド・プレヴィターリは、イタリアの指揮者。 東京交響
  楽団を指揮してのドイツものです。
  ロベール・カサドシュは、フランスのピアニスト。
  ジャン・マルティノンは、フランスの指揮者。
  一日中、ラジオやテレビの音楽番組を楽しんだのです。
  フルートのソロは、吉田雅夫さん。 NHK 交響楽団のトップ奏者。
  最後の曲は、ラベルの「ダフニスとクロエ」。
04.29

  晴れて、暖かい。 午前中、寝てる。
  午後、洗濯の後、カメラを交換に行く。 ペンタの S か S2 の旧型に
  するところだったのに、ついつい S3 にしてしまう。 決して高すぎる
  ことはないと思う。 望遠はそのうちだ。 とにかくいいものはいい。
  夜、マルティノン・N響。 ヘンデルのコンチェルト・グロッソ #6 と
  ブラームスのホ短調。 これは甘美な演奏だ。

  キャノネットを、中古のアサヒ・ベンタックス S3 に交換しました。  
  このペンタックスは、デジカメ登場までずっと使い続けていました。

  連休の二日間。 のんびりと音楽を聴いて、骨休めができました。
04.30

  午前中、編集工程の打合せ。 午後、商用プログラム作成。
  本社職員局から、主任プログラマの件で、職務分類係長などが来所。
  案内をする。
  夜、1時半までプログラミング。 例の変換処理、一応の見通しがつく。  
  新しい職務であるプログラマという仕事を、社内でどのように
  位置づけるか・・を検討をしていた本社職員局の担当が、通研に
  ヒアリングに来たのでした。
05.01

  午前中、大局用の磁気テープ制御関係の説明会。
  変換プログラム、一応終わるが、デバッグ中にレーベルの参照ミスを
  発見。 ちょっとしたミスだが、これがよくない。
  雨になる。 ショルティ・ロンドン響の演奏 on the air. 
  エグモント、ベートーヴェンの第7など、すごく歯切れのよい、表情の
  はっきりした、いい演奏だ。

  ゲオルク・ショルティは、ハンガリー出身の指揮者です。
05.02

  訂正・度数ルーチンのフロー大綱を決める。 これは割合やさしく
  いきそう。
  午後、本社へ。 A さんと一緒に、小局用システムのソフト面の不備と、
  商用プログラムの不十分さを指摘。
  今のままでは、プログラムとオペレーションに自信がもてないと訴える。

  近づく仙台での商用試験を前に、ユーザ側から見た小局用システムの
  問題点を本社の管理者に対して説明したのでした。
05.03

  マルティノン・N響の演奏会。
  「悲愴」は、フル・オーケストラの音を仰々しく聴かせるだけの
  19世紀な音楽でいただけない。
  「マ・メール・ロア」は、清涼ないい曲だ。 殊に終曲の絃の音と
  フルートのちょっとした組み合わせの巧みさ! マルティノンの
  抑えめの音が、この曲に相応しい。
  「火の鳥」ぼくはこんなパンチのきいてない演奏は好まない。
  小澤の方がずっとよい。 どうしてこんなに音を抑えるのだろうか?

  プログラム
    チャイコフスキー  交響曲 第6番 ロ短調 作品74
    ラヴェル      マ・メール・ロア
    ストラヴィンスキー 火の鳥

  指揮:ジャン・マルティノン  管弦楽:NHK交響楽団
  会場:上野、東京文化会館
05.04

  シミュレーション、うまくいかない。 コーディングには自信がある
  のだが・・・  シミュレータ側に問題はないのか?
  午後、O5 さんの LP を聴く。 ヴァルハのオルガン、イ・ムジチの
  アイネクライネと四季など。

  夜、カサドシュのリサイタルへ。
  ベートーヴェンでは、ちょっと眠ってしまう。
  シューマンの堂々たる演奏。 ラヴェルは何と美しい音だろう。
  透明で清楚、そして端正な音だ。 ソナチネをこんなに余裕たっぷりに
  弾くとは! ドビュッシー、作品を知り尽くした演奏ぶりが心憎い。
  高音の美しさ。 沈める寺とか水の精、そして花火は最高にすばらし
  かった。 こんなピアノは初めてだ。
  これこそ音楽の素晴らしさだと思う。
  アンコールの「ポーランドの牛車」の低音も美しく堂々としている。

  O5 さんは、同じ研究室の研究者で、同年輩。 通研の寮にお邪魔して、  
  LP コレクションを聴かせてもらったのでした。

  カサドシュ・リサイタル
    ベートーヴェン  ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 作品2の2
    シューマン    交響的練習曲 作品13
    ラヴェル     ソナチネ ヘ短調
    ラヴェル     道化師の朝の歌
    ドビュッシー   前奏曲集(より)
  会場:上野、東京文化会館

  アンコールの曲は、ムソルグスキー「展覧会の絵」の中の一曲。


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