10.14 | 日 |
雨。 10時まで寝てる。
昨夜は遅くまで「文芸春秋」11月号を読んだ。 堀江青年の航海記、興味
深い。 しかし孤独のほどは察するにあまりある。
立派なことをやり遂げた。 水上勉の「金の庭」、てんでくだらない。
どうしてこれだけの枚数が必要なんだ!
吉祥寺教会でミサのあと、時間つぶしに3本立てを見る。
拾いものは「勝負をつけろ」、片方の男が左腕を失った場面で、フルート
のソロが minor ではじまり、それがすぐに major でギターを伴った明る
い場面に変わるところ。 全く憎らしいほどの出来栄え。
市外の二人と読売日響のコンサートに。 ページという人は、あくどさが
ないところが好ましい。 「新世界より」第2楽章は全く美しい。
ただ、絃の高い音があまりに弱々しすぎる。 |
市外(局)の二人とは、市外電話局に勤務していた九州で同僚だった女性。
7/22 にも新宿で顔を合わせた人たちです。
この日のコンサートは、
指揮:ウィリス・ページ、 読売日本交響楽団
バーンスタイン キャンディード序曲
コープランド エル・サロン・メキシコ
ガーシュイン パリのアメリカ人
ドヴォルザーク 交響曲第9番 ホ短調 作品95 <新世界より>
会場は、新宿の厚生年金会館でした。
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10.15 | 月 |
帰りに、ボディ・ビル・センターに寄ってみる。 すごい数の人。
ぜひ始めたい。 これから寒くなって通うファイトが続くかどうか?
しかし、今のままだと体・殊に胃腸が駄目になりそうで心配だ。 |
このところの体調不良を懸念してのジム通いの決心です。
今のようなアスレチック・ジムはなかったので、ボディ・ビル・センター
にしたのでした。 |
10.16 | 火 |
打合せ。 サブルーティン関係とシミュレータ使用法など。
てんで理解できない。
朝、富士山が白い姿を美しく見せていた。 本当に、もう秋も深い。
ジムでのトレーニングを始める。
15Kg でもビハインド・ネックはつらい。
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10.17 | 水 |
腕の屈折点内側がひどく痛い。 あと肩と胸・足など少し。
しかし自分の体力にあった重さで続ければ、健康さを得られるのでは
ないか。
プログラミングの方は、ちょっと倦怠気味。
大局用のマージとコントロール・ワードあたり、全く歯がたたない。
マックラッケンも分かりづらい。 |
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10.18 | 木 |
相変わらず、腕が痛む。
日フィル、驚くほど音が豊かで美しくなっている。 全く不思議だ。
スメタナにしろ、ファリャにしろ本当によく鳴っていた。
ニューヨーク木管クインテット、何と美しい音色だろう。 本当にいい
アンサンブルだ。 エトラーの作品もアメリカ的な分かりやすさで、
第二楽章の冒頭の美しさ。 第三楽章のダイナミズムもすばらしい。
何といっても、様式が整っている。
アンコールに古典の五重奏をやったが、今夜のコンサートは全く拾いも
ので楽しめた。 |
日本フィルハーモニー 第50回定期演奏会
指揮:渡辺暁雄
フルート:サミュエル・バロン
ニューヨーク木管五重奏団
日本フィルハーモニー交響楽団
スメタナ 売られた花嫁 序曲
ベートーヴェン 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 <田園>
エトラー 木管五重奏とオーケストラのための協奏曲
ファリャ 舞踊組曲 三角帽子
会場:上野、東京文化会館
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10.19 | 金 |
打合せ会。 相変わらず分からない話が続く。
昼休み、日射しを芝生のうえで愉しむ。 腕の痛みは峠を越えた。
夜、ブロック・フレーテの練習。 そしてマックラッケンを読む。 |
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10.20 | 土 |
ジム、第二日目。 アップライト・ロー、カール 15Kg 、ビハインド・
ネック 10Kg 、ベンチ、ディープ・ニー、ベント・ロー 20Kg 。
いずれも3セット。 もう痛まない。 それにしても、いろいろな人が
来ている。 生真面目そうなサラリーマン、筋肉の鍛錬が面白くてたま
らないという感じの若者、デブデブの中年など・・・
池袋で映画。 「くたばれヤンキーズ」二度目だが実にいい作品だ。
ファンタジーのある点では、ウェスト・サイド 以上だ。
ベラフォンテの「カルメン・ジョーンズ」。
最初はいいのだが、だんだんおかしくなる。
しかし、オペラの第二幕に相当する部分は秀逸。 半裸のベラフォンテ
が歌う「花の歌」:歌唱での呼吸の仕方がよく分かり納得できる。
立派な歌手だ。 |
参考:映画紹介:「カルメン」
この「カルメン」:時代と場所はオペラの設定とはまるで違うのですが、
ビゼーのオペラの音楽をそっくりそのまま使っており、当時大変興味を
そそられました。
オペラ等ではこういう呼吸をしながら歌うのだという様子がはっきりと
見えて印象に残ったものです。 |