09.23

  久方ぶりにブロック・フレーテの練習。
  やはり、毎日少しずつでも続けないとまずい。
  午後、高円寺で映画。 「箱根山」加山雄三、実にすがすがしい好青年。
  こころ暖まる感じだ。 やっと秋らしくなり、人恋しくなる。
  映画が、こんなにも心を軽く、楽しくしてくれるとは。 人生を愉快に
  思える感情、人と人との睦まじい交わりを感じさせてくれる。
  高円寺教会で、告解、ミサ。 Wrote to M さん。
 
09.24

  本社へ。 健康診断。 体重 52Kg。

  身長は当時も今も変わらず 163cm、現在の体重は 57 〜 58Kg です。   
09.25

  朝、いかにも秋を感じさせる冷気だ。
  三鷹駅の陸橋から、丹沢あたりの山々が美しく見られる。
  山に行きたい。 次の土・日にはぜひ行こう。

  夜、突然、全く突然に M3 君が上京。 新宿で会う。 相変わらずの自由
  奔放さ。 うらやましい。 今度はブラジルに行きたいなどと。
  12時近くまでぶらついたり、お茶飲んだりして過ごす。
  夜、虫の音しげく・・・

  M3 君は、同期生で、枠にはまらないタイプの友人です。
  ヴァイオリンを趣味にしており、学園祭では、私の室内楽作品を演奏
  してくれたりしていました。

  現在は、東北の田舎に自分で建てたログ・ハウスで暮らすなど、若い   ころからのライフ・スタイルを貫いている nice guy です。
09.26

  タイパ装置の「処理所要時間集計」をやり上げる。
  交換証一枚あたり 100ms というところ。
  夜、本当に涼しくなった。
09.27

  年次休暇をとり、M3 君と上野へ。
  「一水会」中谷さんの緑色の絵とか、田崎さんの<阿蘇>など、すばら
  しい。
  ただ、あまりにも写真のような作品のいくつかはいただけない。
  「新制作展」こちらはどうもいただけない。 力作とは思うが、あまり
  に独りよがりで、冷酷すぎる。 松田さんの<かやつりぐさ>などは
  好ましい。 マテリアルの新しさなどに、果たして絵画としての必然性
  があるのだろうか?  ぼくには疑問。 
  「一陽展」特徴がなく、つまらない。
  あと、丸善・銀座の画廊などを経て、ワインコーナーで夕食。
  ここのシシカバブやスパゲティはうまい。

  M3 君は、ヴァイオリンだけでなく、油絵もたしなんでいます。
  彼の案内で、いろいろな展覧会をはしごすることになりました。
  正直なところ、私は絵には全くの「音痴」状態です。





  ワインコーナーはちょくちょく通ったところですが、今となっては
  どのあたりだったか思い出せません。
  多分、数寄屋橋界隈だったような・・・
09.28

  午後、本社へ。 途中の車中で眠る。
  A さんが別の打ち合わせに出ており、ぼくが進行を担当する。
  その後も少し仕事。 若手でマージャン。 12時近くに帰寮。 疲れた。
 
09.29

  天気予報を信用して出発したが、小雨模様となる。
  三峰口、大輪では、噂通りの大変な先陣争い。 雨は上がる。
  ケーブルカーで一時間半ほど待たされ、午前1時半ごろから歩き始める。  
  暗い夜だ。 樹間の道を懐中電灯を頼りに進む。 霧が濃くなり幻想的。
  と同時に寒くなる。 この長い道程はかなりこたえる。
  途中、女性が20メートルほど転落。 大したこともなくてよかった。

  土曜日の夜遅く(多分、東京駅から)列車で秩父に向かいました。
  単独行でも、登山者は多く、特段の心配もないというのが当時の
  私でした。


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