09.16

  午前中、ゆっくりと寝て、午後、学園へ。
  日差しがまだ夏のようだ。 プールのにぎわい。
  O 先生と2時間ほど話す。 学園はいつ来ても変わらない。
  吉祥寺教会で夕のミサ。 寮に戻ってブロック・フレーテの練習。

  学園というのは、東京・調布市にある NTT の研修施設で、私はここで
  58年秋から2年間、研修と全寮制の生活を過ごしたのでした。
  当時の教官がまだいらっしゃったので、構内のお宅を訪問したのです。
09.17

  Received from M さん。

  「思い出を売る男」の楽譜を書きなおしはじめる。
  レシタティーヴ風のメロディーはリズムの表現がうまくできない・・・ 
  


  「思い出を売る男」は、加藤道夫の戯曲で、現在でも劇団四季のレパート  
  リーのひとつ。
  59年春、学園祭で演劇部がとり上げた際、劇中歌の作曲を依頼されたので
  した。 当時、この作品に曲がつけられているかどうかは知らず、オリジ
  ナルの曲を作り、学園祭ではピアノ伴奏を受け持ちました。
  その曲の手直しをする気になった・・・その理由は思い出せません。
  劇団四季の上演では、林光さんの作曲されたものが歌われています。
  劇団四季での初演は 1992年です。 59年当時、すでに作曲されていたか
  どうかは定かでありません。
  また、この戯曲はバレー化もされており、その音楽は黛敏郎さんが作曲し
  ています。 1953年初演。
09.18

  帰り、吉祥寺で映画。 「 Waterloo Bridge 」:全くくだらない。
  「世界の夜 No.2」:シルエットのヌード、実にうまい演出だ。
  それとメキシコの愛の踊り、静かな情感のあるいいものだ。
  大阪の寺の行事は、すごい迫力をみせて素晴らしい。
 
09.19

  日フィル定期。 ペーター・マークの指揮。 モーツァルトはどうも
  いただけない。 アンサンブルも雑で、響きが粗い。 やはりこういう
  現代風なモーツァルトはまずい。 ヨッフムにとどめをさす。
  「海」楽器の鳴り方がどうしてこう不十分なのだろう。 まるで平面的。  
  それに比べて「スコットランド」は楽しかった。 よく鳴るし、各楽器の
  旋律の引き出し方もよい。 それにしても美しい曲だ。
  イ短調という調性は、シューマンのピアノ協奏曲もそうだが、なかなか
  良い。

  当日のプログラムは、
    モーツァルト   交響曲第35番 ニ長調 K.385
    ドビュッシー   交響詩:海
    メンデルスゾーン 交響曲第3番 イ短調 「スコットランド」
  会場は、上野の東京文化会館でした。

  なお、ヨッフムとは、指揮者 オイゲン・ヨッフムのことです。
  1960/03/08 東京交響楽団を指揮した際の感動が、まだ記憶に新しいの
  でした。 その時は、モーツァルト 交響曲第41番を演奏していました。
09.20

  タイパ装置での処理所要時分の算出、やっと軌道に乗る。
  明日報告すべく、12時までかけてやる。
  電報一日1,600件分の処理で、約2分程度。 とにかく速い。
  ところどころ、Read の time chart が分からない。

  タイパ装置のプログラム作成の最終段階を迎え、連日、夜遅くまで
  頑張っていたことがうかがえます。

  一方では、適宜に息抜きをしており、これがよい気分転換になって
  いたようです。
09.21

  午後、本社へ。
  「事務処理要領」作成前の、確定条件の検討。 9時過ぎまで。
09.22

  午後、M-1β によるポスト・モーテムの打ち出しと、最後のシミュレー
  ション。
  未計算情報の「午前・午後チェック」でコーディング・ミス。
  原因は、簡単な修正のつもりが、他の部分に影響あり・・という部分を
  見逃していた。 8時半までかかる。 あとは夜間自動運転で。
  明日の山行は延期だ。 目が疲れてる。


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